ドラゴンプロジェクトと白猫プロジェクトのサービス立ち上がりの比較

コロプラさんの最新作「ドラゴンプロジェクト」(ドラプロ)が6/3(金)にリリースされて10日ほど経ちますが、早々とDLランキング、セールスランキング共にTOP10入りしており絶好調な立ち上がりとなっています。

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▲リリースされて間もなくセールスランキングでTop10入りしています。

 

コロプラさんといえば2014年にリリースした「白猫プロジェクト」が間もなく1億DLとなり、AppStoreのセールスランキングでも1位を何度も獲得するスマッシュヒットになっています。

 

今回は「ドラゴンプロジェクト」の爆発的な立ち上がりと「白猫プロジェクト」のそれとを比べてどうだろうという疑問から、それぞれのタイトルのリリースから10日間の推移を比較をしてみました。

※比較ではAppAnnieさんのデータを元にAppStoreの順位の推移を比較しています。

※同時期の他タイトルの影響等もあると思いますが、単純に順位の推移で考察をしています。

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DLランキング

白猫プロジェクト

「白猫プロジェクト」はリリースされた翌日あたりからTop10付近で推移しています。

その後に多少上下はしていますが、上位をキープしていました。

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▲白猫プロジェクトはリリース直後からDLランキングのTop10付近で推移していた。

 

ドラゴンプロジェクト

「ドラゴンプロジェクト」はリリースされて翌日には上位に上り詰めています。

特に「ゲーム」ジャンルでは1位に張り付いており、ほとんど変動が見られません。

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▲白猫プロジェクトに比べてより上位で安定した推移になっている。

DLランキングの比較からはドラゴンプロジェクトは白猫プロジェクト以上の集客に成功していると推察できます。

「黒猫のウィズ」→「白猫プロジェクト」→「ドラゴンプロジェクト」とヒットタイトルの冠を引き継ぐ形でブランディングの狙いが垣間見えますが、その目論見通りにユーザーからの支持を獲得できているものと考えます。

セールスランキング

白猫プロジェクト

リリースされてから2日程でセールスランキングのTop20に入り、その後は10~20位前後で推移していました。

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▲トップセールスでは10~20位で推移していた。

白猫プロジェクトは仮想通貨(ジュエル)の配布が多く、キャラクターの種類が少なかったこともあってか、序盤は仮想通貨を購入せずとも十分にゲームで活躍することが出来た印象です。

ドラゴンプロジェクト

リリースされてから2日後にはセールスランキングのTop10に入り、その後は10位前後で安定して推移しており、セールスランキングにおいてもドラゴンプロジェクトは白猫プロジェクトを超える立ち上がりになっています。

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▲トップセールスの10位前後で推移している。

公開翌日からサーバー負荷によりアクセス制限が実施されたにも関わらず、一気に上位に上り詰めて定着しているのはスゴイの一言です。

白猫プロジェクトに比べると仮想通貨(魔石)の配布量が少なく、「クエストガチャ」と「マギガチャ」を回すために多くのユーザーが仮想通貨を購入しているものと推察します。

また、2年前に比べてマーケットが大きく拡大しているので、売上の金額には順位以上に大きな差がありそうです。

まとめ

リリースされてまだ10日ほどの「ドラゴンプロジェクト」ですが、DLランキング、セールスランキングともに「白猫プロジェクト」を超える勢いの立ち上がりを見せています。

これは黒猫ウィズ、白猫プロジェクトの成功があってこそだとは思いますが、この立ち上がりは素晴らしいですね。

(最近だとラストピリオドがこれに近い立ち上がりをしましたね。)

 

「ドラゴンプロジェクト」は「モンスターハンター」を意識して作られたであろうタイトルで、各メーカーが長い間挑戦しては苦戦していたジャンルではありますが、サービス開始から間もなく大きな成功事例を作ってしまいました。

遊んでみると分かるのですが、ゲーム部分はほぼMMORPGで、従来のゲームサーバー(APIサーバー)とは異なる本格的なゲームサーバーの開発が必要となり、技術的に追従できる会社はかなり限定されそうです。

このことから、このジャンルではしばらく「ドラゴンプロジェクト」の独壇場が続くものと考えています。

 

大きな期待の中で期待以上の立ち上がりを見せた「ドラゴンプロジェクト」、今後の動向に注視したいと思います。

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