ポケモンGOを抜いて1位になった「Fate/Grand Order」(FGO)1周年の軌跡

2015/7/30にAndroid版がリリースされ、本日（7/30）で1周年を迎える「Fate/Grand Order」（FGO）において「FGO夏祭り2016～1st Anniversary～」が始まりました。

▲1周年記念のキャンペーンが開催されています。

7/30（土）の0:00には早速「聖晶石召喚」（ガチャ）に必要な聖晶石が定常的に「4個」から「3個」に値下げされ、多くのユーザーから喜びの声が上がっています。

▲「聖晶石召喚」が値下げされました。

7/30の午前5時頃にはセールスランキングで大流行中の「ポケモンGO」を抜いて1位となり、各所で話題となっています。

この記事ではセールスランキングの上位の常連となった「Fate/Grand Order」（FGO）の1周年の軌跡を、ダウンロード、セールスの観点でまとめています。

Fateの1年間の推移

FGOの300万DL以降のダウンロード数は以下の内容で公式から発表されています。

現在は600万ダウンロード突破となっており、かなり大きな数字ではありますが、他のセールスランキング上位の常連タイトルに比べると若干控えめな印象です。

モンスターストライク（モンスト）

2016/4/14に国内2700万DLを突破。（リセマラ含まず）

パズル＆ドラゴン（パズドラ）

2016/6/17に国内4200万DLを突破。（リセマラ含まず）

白猫プロジェクト

2016/6/27に1億DLを突破。（リセマラ含む）

ポケモンGO

2016/7/24に国内1000万DLを突破。（公式発表ではありません。）

セールスランキングは反映の速いAppStoreのセールスランキングを参考にしています。

FGOはAppStoreのセールスランキングで複数回1位を獲得しています。

セールスランキングの推移でもほとんど30位以内で推移し、最低でも40位と上位をキープし続けていました。

▲リリース以降、セールスランキング40位以内をキープしている。

聖晶石の販売数では高額課金がずらりと並んでおり、かなり高ARPPUになっていることがうかがえます。

▲高額の商品ほどよく購入されている。（販売数の順に並んでいる）

DL数が上位常連の他タイトルに比べて少ない中でランキング上位に食い込めるのは、熱狂的なファンをしっかりと掴めているということでしょう。

世界的な流行で社会現象となっている「ポケモンGO」がしばらくセールスランキング1位でしたが、7/30（土）5時頃に1周年記念のFGOが「ポケモンGO」を抜いて1位になりました。

▲FGOがポケモンGOを破ってのセールスランキング1位！

月末、月初の商戦で絶好調のポケモンGOが1位をキープするのか、それとも他のタイトルが入れ替わるのか気になっていました。

世界中のストアでポケモンGOが1位をキープしている中、ポケモンGOの上に立ったのはFGOでした。

ポケモンGOの異次元とも呼べるブームの中、手が届く存在であることを示したのはすごい快挙です。

1周年に大きな花が添えられましたね。

おめでとうございます。

ダウンロードとセールスの観点からリリース後1年間を振り返りましたが、リリース半年でセールスランキング1位を獲得し、その後も順調に推移しており、2015年にリリースされた中では一番成功したタイトルと思っています。

今回、1周年を迎えてガチャの値下げを行いましたが、今後どう作用するのか動向に注目したいと思います。

FGOはリリース当初からトラブルが多く、開発、運営チームは大変苦労したと耳にしています。

本当に1年間お疲れ様でした。

そして、1周年おめでとうございます。