今回紹介する「〈物語〉シリーズ ぷくぷく」(以下、ぷくぷく)は西尾維新によるファンタジー小説〈物語〉シリーズを原作としたパズルゲームです。
中でも有名な「化物語」はTVアニメも放映されていた人気作なので、多くの人が一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。原作について簡単に説明すると、主人公である阿良々木暦(あららぎこよみ)が身の回りの女の子達に降りかかる怪異(かいい)を解決するといった内容です。
スマホゲームのぷくぷくは原作のキャラクター人気を十分に活かしつつ、やりこみ要素の高いパズルゲームに仕上がっています。
管理人が配信開始から1か月ほど遊びこんで感じた「おすすめポイント」と「気になるポイント」をまとめて紹介します。
ゲームの概要
「ディズニーツムツム」や「妖怪ウォッチ ぷにぷに」のようなゲーム性で、同じぷくをなぞってつなげるとぷくが大きくなり、一定サイズを超えるとぷくがはじける、といったシンプルなルールです。
ぷくは基本的にガチャで手に入り、同じくガチャやステージで手に入る想絵馬、小道具を組み合わせ、ステージをクリアしながらランキングのハイスコアを目指します。
ぷく、想絵馬、小道具にはそれぞれ育成要素があり、成長させる程ハイスコアが出やすくなります。
また、ゲームではマイぷく以外の4種類のぷくはランダムに選ばれるので、マイぷく以外も育成すると、よりハイスコアが出やすくなります。
1プレイが短いため、次々プレイしてしまう中毒性を持った時間泥棒なアプリです。

おすすめポイント
原作シナリオを再現
ぷくぷくはパズルがステージクリア制になっていて、ステージをクリアすることで原作のシナリオが流れます。
シナリオは10/12時点で化物語のひたぎクラブから偽物語のかれんビーまで収録されており、2週間間隔ぐらいで追加されています。
原作からのスピンオフとかではないので、原作を知ってる人も知らない人も楽しめます。

今のところ、原作の1話が1つのエリアになっていて、エリアクリアで新たなエリアが解放されますが、そのときの街がどんどん広がっていく感じが管理人は気に入ってます。
やりこみ要素が豊富
ぷくぷくにはやりこみ要素が非常に豊富で、次のような要素が盛り込まれています。
- スコアランキング
- 育成要素
- プレイヤー(レベル)
- ぷく札(レベル、ランク、親密度)
- 想絵馬(ランク、熟練度)
- 小道具(ランク)
- 収集要素
- ぷく札
- 想絵馬
- ステージ評価の星
収集要素のぷく札や想絵馬はガチャ限定のものもありますが、ガチャはゲーム内で手に入るコインで引けるので、無課金でも時間を掛けてやりこめば収集可能です。

ステージ評価の星集めも意外と難易度が高く、なでこスネイクやつばさキャットあたりはかなり苦労しました。
(特に想絵馬が手に入る累積○○で星○のステージ)
ランキングがキャラ別
ぷくぷくには常設で週替わりでリセットされるスコアランキングが用意されています。
特徴的なのはランキングがキャラクター毎に分かれていることです。

ぷく札はスキルによる性能差が激しく、キャラクターによってスコアの出しやすさが変わるための仕様面での配慮だと思います。
これがいい感じにキャラ性能の格差緩和やランキング狙いのモチベーション喚起として機能しています。
(つい最近も貝木泥舟の札束ループ+元気溌剌戦場ヶ原さんの不具合で貝木ランキングは異様なハイスコアがずらっと並んでました。)
また、ランキングでは週替わりで3人のキャラクターがピックアップされ、ピックアップランキングの報酬は豪華な内容になっており、新たなキャラクターの育成や収集のきっかけになっています。
これは運営サイドからするとコンテンツ寿命を延ばすいいアイディアですね。
気になるポイント
操作性で若干不便な点あり
ゲームはとても楽しめていますが、操作性の面で以下の点が少々不便に感じたので、今後のバージョンアップでの改善に期待しています。
- ドーナツをフレンド一人ずつ送るのが面倒なので、一括送信機能が欲しい
- 達成したミッションを都度受け取りに行かないと次のミッションが発生せずに損する場合あり
- 星集めに周回が必要なステージを、クリア後にそのままリトライできない
まとめ
ぷくぷくは〈物語〉シリーズの原作を知ってる人も知らない人も楽しめるカジュアルなパズルゲームです。
コツコツと収集や育成をしながら、スコアアタックを楽しみたい方に特におすすめします。
- 短時間で遊べるので暇つぶしに最適
- 原作シナリオを再現
- 収集、育成といったやりこみ要素が豊富
- ランキングでスコアアタック
総合評価: (8.0)
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